ドキュメント目次
月次レポート
その月の顧客インフラの状況をまとめた、単体で完結するHTMLファイルを出力します。
代理店はインフラの監視に対して料金を請求しており、顧客は毎月「何をしてくれたのか」を知りたいと 思っています。それに答えるために必要なデータはすでに収集済みなので、この機能はそれを顧客が 読めるページに変換します。
作成する
プロジェクトを選択 → Reports → 対象月(YYYY-MM)を選択 → Preview。
プレビューがそのまま最終的なドキュメントです。気に入ったら Save を押し、.html ファイルの
保存先を選択します。
内容
VMごとに1行のサマリー:
| 列 | 意味 |
|---|---|
| Days with data | その月のうち、実際にサンプルが存在した日数 |
| Sample count | 成功したポーリング試行の合計数 |
| Avg/peak CPU | 1日あたりのサンプル数で加重した平均 |
| Avg/peak RAM | パーセンテージ表記 |
| Highest disk | もっとも使用率の高いマウントのパーセンテージ |
| Disk change | その月における、もっとも使用率の高いマウントの増減幅(パーセンテージポイント) |
| Events | critical、warning、接続断イベントの件数 |
注目すべきイベントは新しいものから順に表示されます。この部分が、顧客がもっとも注意深く読む 箇所であることが多いです。
平均値は1日あたりのサンプル数で加重して計算されます。ポーリングが4回しかなかった日は、 フルの1日と同等には扱われません。
データが集計テーブルから読み込まれる理由
生のサンプルは14日間しか保持されません。もしここがそこから読み込んでいたら、「月次」と称していても 実際には半月分しか含まれない、ということが黙って起きてしまいます。
そのため、継続的に記録され長期保存される日次集計テーブルから読み込みます。イベントは クリーンアップされないため、直接読み込まれます。
知っておくべき帰結: 監視を有効にしていなかった月については、その月のデータは存在しません。 過去を再構築することはできません。
ファイル形式
出力は単体で完結する1つのHTMLファイルです。
- スクリプトなし、
- 外部フォントなし、
- リンクされた画像なし、
- 開いたときにネットワーク通信なし。
つまり、メールで送ったりアーカイブしたりでき、3年後に開いても同じ見た目を保ちます。PDFが 必要な場合は、ブラウザで開いてPDFとして印刷してください。レイアウトはすでにページに収まるように 作られています。
推奨のワークフロー
- 定期的なスケジュールを決めます。例: 毎月1日。
- 完了した月について、各プロジェクトの出力を作成します。
- 送る前に注目すべきイベントセクションにざっと目を通します。ここで価値を付加できます。 「14日のインシデントはプロバイダーのメンテナンスで、対応済み」という一文は、数字だけのページ 丸ごとより価値があります。
- メールで送るか、顧客が署名付きコピーを必要とする場合はPDFに印刷します。
現時点での制約
- 出力はプロジェクト単位で、複数プロジェクトをまたいだ統合ビューはありません。
- ロゴやブランドカラーのカスタマイズはまだできません。
- 自動エクスポートのスケジュール機能はなく、まだ手動でのボタン操作です。
これらは今後の開発ロードマップに含まれています。